まる山～宮古島 de 食べる～

最近シマに帰っても、めっきり新規開拓というものをしなくなったワタシ・・・
ですが、このお店だけはどうしても行きたかったのでございます＼(^o^)／

「まる山」、沖縄銀行の向かいにあります。
若き板長きおさんが「郷家」「郷家はなれ」を経て、念願の独立を
果たされたお店。待ちに待ったオープンです。

シンプルな外観がかえって目を引きます。
ここが昔、洋菓子のアルプスさんだったとは思えません。
個室が２部屋、カウンター９席のみというほどよい大きさ。
これが１人で腕をふるっているきおさんが良いものを提供出来る
限界の席数なのだそうです。

器はほとんどが「シーサーモノガタリ」オーナー安井 球真さんの
作品だとか。きおさんのお料理との相性がとても良いと感じます。

写真にちらりと見えるカウンターは銀杏の樹の１枚板。
滑らかであめ色が見事です。
店主のこだわりで厨房が大きく取られていますが、不思議と客側
のスペースが狭い感じはしないのです。
カウンターと同じ高さに計算されたまな板、調理場、まさにフル
オープンキッチンですね。
作っているところを見ていただくことで自分を追い込むんだとか。
きおさんらしい姿勢です。



いつも「お任せ」でお料理をお願いしています。
次に何が出てくるかわからないワクワク感と来たら。。。
宮古島でとれたものを中心に各地の、その時に美味しいものが
きおさんの手にかかりタイミングよく供されます。
食材、調理法を都度説明してもらうのですが、ごめんなさい、食べる
のに夢中でいつも忘れてしまいます(笑)
アオソイとか、地蛸とか、大きなシシトウとか、和牛とか他にも色々。

山椒のほどよく効いた土鍋ご飯のあとは、鍋はだについたおこげに
出汁を足して雑炊風に仕上げていただきました。最高の〆です。
これだけいただいてもお会計、お財布に優し過ぎな感じです♪

（最後の最後に、ちょっとした甘いものいただけるとうれしかったり
します。落ち着いたら宜しくお願いします(笑)）

宮古島で、女性ひとりでふらっと入ってきちんとご飯を食べられる
お店ってまだまだ少ないのですが、こちらのカウンター席は
オススメですよ